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2008年09月 の記事リスト

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繭かき-大鹿村 養蚕農家訪問記 

カテゴリ:お蚕さま(養蚕関係)

大鹿村最後の養蚕農家 紙谷さんから
「今日秋蚕の繭かきをやるよ~」とお電話をいただき、
カメラ片手に喜び勇んで出かけてきました。

春蚕、夏蚕共に、繭かきの作業だけはまだ見せてもらっていなかったので、
どのような感じで繭をまぶしから取り出すのか興味津々でした。



繭かき1

紙製のまぶし1列ごとに紙谷さんお手製の繭を押し出す道具で
上から繭を下へ押し出してゆきます。


繭かき2

横から見た繭かきの作業です。


繭かき3

押し出した繭はまぶしを折りたたんでから
手で掻きだしてかごの中へ落としてゆきます。


紙谷さんちではすべて手作業で繭かき作業を行っているとのこと。

明日、取り出した繭の毛羽を毛羽とり機にかけて毛羽を取り除き、
29日に農協へ出荷されるそうです。




(ちょっとショックな話・・・)
今回の秋蚕は今まで経験したことが無いほど
繭の数が少なかったとのこと.....

もしかしたら春蚕の収穫量の1/3くらいしか無いかもしれない、と
紙谷さんは浮かない顔をなさっていらっしゃいました。

1/3の収穫量だと種代(お蚕さんの卵の代金)もでない、
労力がまるで無駄だよ~、なんて、おっしゃっておられて
かなり気落ちされていらっしゃいました。

蚕の品種のせいなのか、
飼い方によるものなのか、
理由はさっぱり解らないとのこと。

繭の出荷先の農協から今朝電話が入り
下の街で養蚕をやっている皆さんも
今回の秋蚕は成績が悪かったと言ってたとのこと。

紙谷さんところだけに限ったことではないのでしたら
きっと天候・気候のせいですよ~などど
慰めにも何もならないような言葉を探して励ますのが精一杯でした。

ポツリと、もうこれで最後かなぁ....とおっしゃられて
何も力になれない自分がほんと悔しいと思いました。



さくらちゃん

帰り際、蚕室の板戸上からさくらちゃんが
「ニャー~」っと名残惜しげに声をかけてくれたと思ったのは
私の気のせいでしょうか。


大鹿村の養蚕の灯が消えようとしています・・・・・




テーマ : 田舎暮らし日記 ジャンル : ライフ