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2009年01月 の記事リスト

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黒部の洞窟-南信州・大鹿村 

カテゴリ:大鹿村について

大鹿村の鹿塩地区では古くから塩泉が湧き出ていまして、
海から遠く離れた山深い地で貴重な塩が採れることから
大変珍重されてきました。

明治時代に旧徳島藩士の黒部銑次郎(くろべせんじろう)という人が
岩塩発掘の夢を抱いて掘った「黒部の洞窟」というのが塩湯荘の前に残されております。


黒部の洞窟入り口

こちらが「黒部の洞窟」の入り口です。



黒部の洞窟内部

黒部銑次郎が掘り進んだ洞窟を
数メートルほど実際に歩くことができるようになっています。



黒部銑次郎は半生を賭けて岩塩の発掘に挑みましたが、
とうとう岩塩発見には至りませんでした。

「岩塩が見つからなかった」とういことは鹿塩温泉の塩泉は
岩塩を含む地層によりもたらされたものではない、とういことになります。

そこで次に、太古このあたりは海でその後の地殻変動により陸地になったが
地層の奥深くに太古の海水が閉じ込められていてそれが湧き出てきている、
という説もあります。

しかし鹿塩温泉の塩泉の成分を調べると海水とは成分が異なり、
にがり成分がほとんどないそうです。
ですので、太古の海水説でも説明がつかないのです。

今も鹿塩温泉では塩の温泉がとうとうと湧き出ておりますが、
何故塩泉が湧き出るのか、未だにその謎は解明されておりません。


塩泉からくんだ塩水を鹿塩温泉の各旅館、
そして村のお土産販売所の塩の里では煮詰めて塩を作り、
それを「山塩」としてお客様に提供したり販売したりしております。




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