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2013年07月 の記事リスト

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稚魚の放流 

カテゴリ:釣行記


きのうは下伊那漁協大鹿支部組合員による

大鹿村内の河川へ

イワナ・アマゴの稚魚を放流する日。

朝8時、組合員は村内にある中村養魚場へ集合です。



相方Uさんは昨年6月

大鹿へ移ってきたとき

真っ先にやったことが

下伊那漁協の組合員になることだったので、

きのうの放流事業への召集令状がきていたのです。


養魚場で5cm前後に育った

イワナ・アマゴの稚魚を

袋詰めする作業を組合員でおこないます。



養魚場にて




これがけっこうきつい作業みたいで、

袋詰めを終えたUさんは汗まみれで体が固まっていました。

「若いの、袋の口をゴムで結ぶの、やってくれって言われたんだけど、若いのって、え、誰?誰?え、わっしのことですか???」

で、まわりを見たら、確かに自分がいちばん若いんですよ。ちょっとショックかな」

とUさん。

「あと10年もしたら、放流する人、いなくなちゃうんじゃないかな」

と言っていました。




袋に入った稚魚たちは

組合員が手分けして

放流します。


放流する稚魚




河原嶋橋下




稚魚たちが生き延びることのできる場所が

たくさんあるところをみつけ、

放流~!!!!!!



放流中




すると、

川に放たれた稚魚たちは

捕食に没頭しはじめました。



放流した稚魚




「こいつら、腹ぺこなんですよ」

とUさん。

「育ちざかりだからね」

「というか、放流する日の前日からエサもらえないんです」

「へえ~」

「車酔いするんです。エサやると、吐いて、水が汚れて、酸欠で死んじゃいますから」


Uさんは神奈川県で放流に関わっていました。


「昔、それを知らない養魚場のバイトがエサやっちゃって。運んでいる途中で全滅したことがありました。みんな茫然としてました。魚にわが子のような愛着をもっている人たちばかりでしたからね」

たしかに、自分の手で放流した稚魚たちは、可愛くてしかたがありません。

Uさんと、しばらくのあいだ、群れている稚魚たちを見ていました。

それが、飽きないというか、いつまでも見ていたいんです。

というか、見守っていたいというか・・・




「複雑」

とUさん。

Uさんは、神奈川県の丹沢にはいないとされていた在来ヤマメを、

お友達と協力して、

在来かもしれないヤマメを、

見つけてしまった人です。

神奈川県立博物館に、そのヤマメが、

アルコール漬けにされて、

保存されています。


「夜中に、心配で目が覚めることがあります。放流されちゃうと、在来種がいなくなりますから」

そのUさんが放流をしているのですから

複雑でないわけがありません。



ともあれ、

稚魚さんたち、

出来る限り

多く生き延びてください。

そして

来シーズンの釣りを楽しませてください・・・



テーマ : 田舎暮らし日記 ジャンル : ライフ