なぜ、生まれt 

カテゴリ:相方Uさんの記事


なぜ、自分は生まれてきたんだろう・・・
生きることは、命を頂くこと。
生きることが、ときどき辛くなる。
その呪縛からは、菜食主義者ものがれられないだろう。
米、麦、草・・・
みんな、生きてる。

生きることは、命を頂くこと。
どうして、自分は、人間に生まれてきたんだろう・・・

岩魚の骨酒 

カテゴリ:相方Uさんの記事

岩魚の骨酒。

お客さまから手渡された魚籠のなかに氷がわりの雪がはいっていた。
その雪に埋もれて岩魚が3匹。
「どおします」
「骨酒に」
魚籠をもって厨房にゆき、岩魚をまな板に横たえた。
包丁は恐いほど切れる。念い入りに研いたばかりだから。
切っ先を肛門にいれ、顎の下へ真一文字。
返す包丁で下顎を切る。
それから、下顎をつかんでん、ひっぱる。内臓が筋肉から剥がれ、引き裂かれる。
血合を荒って、トレーに置き、用足しに。
厨房に戻ると、クーがこわばりながら言った。
「跳ねて、ここまで跳んだ」
岩魚の生命力を自分は知っているから、驚きもしないが、それはこれまでの想像を超えて遠くまで跳ねていた。
内臓のない岩魚が床でくねっていた。
岩魚をつかまえて、洗い、トレーへ。
「見張っていて」
「うん」
クーは岩魚が恐いのだろう。
命とは、生きたいものなのだ。

内臓も、血合も、すっかり綺麗になった岩魚をつかんで、串を入れる。
すると、岩魚はもんどりをうった。
かまわず、ぐいぐいと打つ。
岩魚は、やっと静かになった。
俺の闘いも、ひとまず、終わった。


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テーマ : 田舎暮らし日記 ジャンル : ライフ

不思議島 

カテゴリ:相方Uさんの記事

麦焼酎「情け島」で八丈島に驚いて、八丈つながりで買った「島の華」に大感動。
またまた八丈つながり買ってしまった「潮梅」
ほんとにどうなってるんだろ。八丈島。
すっきりとしてアルコール臭さがないだけでなく、なにかシンとした静けささえが感じられる。まわりは海なのに、海が感じられないのだ。
泡盛を初めて飲んだとき、体のなかを海風が吹き抜けていったのを憶えている。ああ、これはほんとに海んちゅうの酒なんだなと納得したものだ。
酒は英語でスピリッツともいうらしい。スピリッツ。それは精神。
日本酒は飲むと山が思い浮かばれてくる。日本酒は山国の人がつくった酒なのだなと納得してしまう。
ところが、八丈島なのだ。
こちらの酒は飲んでもイメージされてくるものがない。ただ、ただ、静けさに包まれてしまう。
不思議な島。八丈島。
ところで、八丈島には「島流し」という酒もあるらしいが、これはヤケに存在感のあるネーミングなのだ。
一度、買ってみよう。

八丈島麦焼酎

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買い出し 

カテゴリ:釣行記

あと1週間で解禁なのに雪が積もってしまいました。
これは困ったことですけれど、もっと困ったことにフライフックの8番がありません。
滑るタイヤにひやひやしながら山をくだって、飯田の釣り道具店にたどりつき、やれやれ、とフライコーナーへ行くと、なんと8番フックだけが品切れ状態です。
困ったなあ・・・
なにげに隣のコーナーに眼をやると、どうぞ握って下さい状態で伸ばされている渓流竿が並んでいます。
釣り人というものは、そういう竿は手にとってしまうものなんです。
1本握ってしまうと、ぜんぶ握ってみたくなるもんなんです。
気がつくと、夢中になっていて、ショウウインドに収納されている竿も手当たりしだいに取り出していました。
そして、8メートルの本流竿を伸ばし、両腕で抱くようにして竿を手にしたとたん、こ、これ、俺が来るのを待っていたんだ!
45センチの天竜アマゴを釣った気分で大満足。
8番フックは8メートルの本流竿になって、にこにこ顔で店を出ていた私でした。
釣り人の心理を巧みに読んでいる店の陳列の仕方に、まんまとやられたというべきかもしれませんが、今年はこれで夢をみさせて頂きます。

雪景色



ときどき思い出すひと 

カテゴリ:相方Uさんの記事

本棚からときどき引っ張り出してきて読んでいる本。

彼はどこかで生きていると思う。


本

天竜川に春よ来い はあやく来い 

カテゴリ:釣行記

あと半月で解禁。
今年は初日から天竜川の大アマゴを狙っていくことにしよう。
なにしろ、せっかく下伊那に住んでいるのだから。
とはいえ、ここに来たのは偶然。というより、なにかに運ばれてきたような感じなのだ。なにに乗ってきたのか。それは、やっぱり「偶然」としかいいようがない。
でも、天竜川をまじかに見たとき、「運命」を感じた。この川に出合うために、いままで生きていたような気がした。
その川の扉をあけるのは、ウエットフライだ。
沢田さんが書いた「ウエットフライテクニック」を、何十年ぶりかで本棚から引っ張り出した。この昂揚感。懐かしく、嬉しい。
それにしても、沢田さんのキャスティングを初めてみたときは、ほんとにびっくりした。たった2回のホロースルーで、フルキャストしてしまったのだ。
俺はそのときまで、フルキャストなんて誰もできなと思っていた。でも、目の前でそれを見てしまったんだ。
それからは、練習をした。できたとき、誇らしいものが湧き上がってくるのを感じたものだが、それも懐かしい思い出だ。

ところで、天竜川だが、土地の人は天竜でとれるざざ虫を食べている。
ざざ虫・・・黒川虫。それが天竜川にはたくさんいるということだろう。
ウエットフライならばジャングルアレキサンドラでカバーできると思う。それと、グレートセッジがあればベストだろう。
川の広さからして、シンキングラインも欲しいところだ。
あ、それと、竿をもう一本、必要になるかもしれない。
あれこれと頭を悩ませるのも、釣りの楽しみのひとつなのだ。
春よ来い。はあやく来い。
川はまだ冬の光をのせて流れているに違いない。


釣り本