バレンタイン 

カテゴリ:Iターン生活


バレンタインチョコ


はい、これ、と渡されたのはチョコレート。
「なに、これ」
「きょうはバレンタイン」
そうか・・・忘れていました。
どうやら今日はバレンタインだったらしい。
大鹿村の山奥にいるとバレンタインだったことにも気がつかないで過ぎてしまいますが、チョコレートをもらって、そうかバレンタインだったのか、と独り感慨にふけってしまいました。

バレンタインにチョコレートをもらって悪い気がするはずはありません。
それも手作り。
チョコレートを口にふくむと上品な甘さがいっぱいにひろがります。
この口どけ、ビターチョコだね。
そう。
あれ!?
わかる。
なにかな・・・
市田柿をブランデーにつけたの。
なるほど!

朝からなにかやってるなとは思っていましたが、市田柿のブランデー漬けビターチョコレートをつくっていたのですね。
これは美味しい。
ウイスキーにも合いそうです。

サンキュウ~

これからを安らかに生きるために。 

カテゴリ:Iターン生活

フェースブックにばかり気をとられて、最近ではこのブログに何かを書くことが少なくなりました。
きょう、このブログに向かわせているのは、来月で自分が還暦を迎えるからだと思います。

このところ、なに不安なことがあって、でもそれが何なのか、よくよく考えてみると、これからの人生をどのように過ごすのか、還暦をむかえるにあたり、無意識にそのことを考えていたのだと思いあたったわけです。

私の家系は母方も父方も長生きで、皆さま90歳いじょう生きておられました。
自分も90歳くらいまでは生きるのだろうと、いままでは思っていました。

90歳というと、まだ30年ありますが、還暦をむかえようとしている自分に直面すると、それがなんの安心材料にはならないことに気がつきました。
いつこの世を去ってもいいように、散らかし放題な心の整理をしておくことが、これから安らかに生きるためには必要なのだなと思いました。

気持ちを安らかにしたくて、きょうは朝はやく起きて、自己流ですが座禅をしていました。
不安なおもいというのは、頭の後ろとか、側頭部から生まれるのを、自分は体験的に感じていましたから、意識を前頭葉のまえ30センチくらの少し下に集中させる禅は、精神を安定させるのに、よい薬なのを、私は知っていました。
禅をしているうちに、、私の気持ちは久しぶりに安らかになりました。

自分は宗教というものには無頓着ですが、尊敬をしている方がおられます。
その方は、ある禅寺の住職です。

その寺に父の遺骨をながいあいだ預かって頂いていた関係で、年に何度かその寺を訪れていたのですが、あるとき私は、ほんとに軽はずみだったなと反省をしていますが、住職にこんなことをいいました。
「住職さんは寄進されたもので暮らしているわけですけれど、寄進がなくなったらどうするのですか」
すると住職はいいました。
「そのときは死ねばいいんです」
私はびっくりしました。住職はさらにつづけます。
「坊主は昔からそうしてきましたから、寄進がなくなったら死ねばいいんです」
私は衝撃をうけながら、口先だけかもしれないと思い、いいました。
「結婚はされないのですか」
「しません」
住職にはなんの迷いもなさそうでした。
「どうしてですか」
「自分の師匠がそうだからです」
なにか、私についていたものが雲散霧消して、晴れ渡っていくようでした。
これが法のちからか。これが信じるということか。私は感動していました。
そのときまで、わたしは住職は40代と思っていたのですが、60代であることを知り、さらに驚きました。
住職は母と寺で暮らしていましたから、ということは・・・
「お母様は、お幾つになられるのですか」
「101歳です」
びっくりしました。どうみても60歳くらいにしかみえません。
もちろん、お若くみえるのには、個人差がありますけれど、私はこれも法のちから、信じる力なのだろうと思いました。
なんの不安なく生きる。
それは信じること。
なにを。
尊敬をしている人の生き方を。

親鸞の逸話にこんなことがあるそうです。
ある夜、親鸞の教えに不安を抱いた弟子たちが親鸞のもとに押しかけます。
弟子たちはいいます。
「あなたの教えを信じていいのですか」
親鸞はいいます。
「信じなさい」
「なにを根拠に」
「自分の師匠がそういっているから」

信じる者は救われる。
自分もそう思っています。
それには尊敬をしている人がいること。
自分はもういいちど、あの寺の住職にお会いしたいと思います。








箱火鉢 

カテゴリ:Iターン生活

大鹿村の山奥でうどん屋をはじめて3年目。
冬は道が凍ってお客さまは来られないので店は休業になります。
この休業が一年のうちの三分の一あるわけですから、春が待ち遠しくてしかたがありません。
でも、冬にも楽しみがありまして、それは小さな土鍋でつくる鍋料理。
それから二人カラオケ。昨夜は朝4時までやってしまいました。
大鹿村の山奥ですから飲み屋はありません。信号もありませんがコンビニもありません。
自分で楽しみをみつけられないと山奥の暮らしは大変です。
一番の楽しみは食べること。だからこうして食べることを愉しみます。
古民具の店でみつけた箱火鉢。これに灰をいれ、茶道用の電熱器を埋め込みました。
この電熱器は炭をかたどったセラミックで覆われていて、通電するとぼんやりと赤くなり、本物の炭のような感じになります。
ニクロム線がむきだしの電熱器は湯がこぼれるとニクロム線が切れてしまいますが、これならば安心です。
これに馴染の土鍋をおいてちびちびとやります。
冬の夜長の愉しみ。


箱火鉢



国産ゴマに愛をこめて。南信州産の黒ゴマ 

カテゴリ:手作り(自家製燻製/お菓子/その他食品)

都会で暮らしていた私が、なぜか長野県は大鹿村の山奥に暮らしはじめて3年目になります。
巡り合わせは運命ともいえますが、運命は考え方で変えることができると思っていますから、今ここにいるのは自分の考えが今の巡りあわせを受けいれているからです。
ここが嫌になったら都会にもどるかもしれませんが、先のことはわかりません。

大鹿村は南信州の下伊那にあるのですが、ここでは都会で見たこともない野菜が産直売り場にならびます。
先日、黒ゴマを発見して大感動しました。国産のゴマは都会のスーパーでみたこともなかったからです。
日本で流通しているゴマはほとんどが中国産で、国産のゴマは0.1パーセントといいますから、手にとってししげしげと眺めてしまいました。
おお!お懐かしや日本の胡麻。
はじめてでした。国産の胡麻をみたのは。
絶滅危惧種、日本の胡麻。
国産の胡麻を絶滅させるのはもったいないです。
でも、下伊那には胡麻をつくっている農家があるのですね。頑張れ! 日本の農家。応援したい。
中国産にくらべると、お値段はたしかに高いですが、安全を買うと思えば買えない価格ではないと思い、今年からはじめたネット通販に南信州産の黒胡麻をのせることに、その場で決めました。
ちょっと大げさかもしれませんが、ここで国産の胡麻にであったことは運命のような感じがしました。
長野県産の胡麻の軽やかな黒い色。
梅干しとおなじように、これぞニッポンを感じさせる食品。
どちらもオニギリには欠かせない一品です。
自分は日本に飢えていたんだな、と胡麻を眺めながら思いました。

ネットショップ ムーンメルゼで国産の黒ゴマを扱わせて頂きます。
国産のゴマというと九州の鹿児島産が主流ですが、希少な南信州産のゴマを多くの方に使ってもらいたいので、お値段は一般の価格にくらべてかなり抑えてあります。
日本の胡麻を絶滅させたくない。
どうぞ、よろしかったらご利用ください。



国産の黒ごま(洗い胡麻)









不思議なフライパン 

カテゴリ:河原嶋うどん

大鹿一味唐辛子をつくるとき、唐辛子を粉末にするまえにフライパンで軽く煎ります。
煎りおわったフライパンはよく洗って、所定の場所に保管します。
そのフライパンで野菜炒めをつくると、香辛料はなにも入れなくても、なぜが激辛の野菜炒めができます。

香辛料がなくても激辛の野菜炒めができる不思議なフライパン。
一家に一個、いかかでしょうか。


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