宛先不明の荷 

カテゴリ:相方Uさんの記事

見知らぬ人から電話がかかってきた。
どうやら、間違い電話のようである。
1、2分して、またかかってきた。

「河原嶋うどんですが」
「あ、また間違ってしまったようです」
「どちらへ、おかけですか」
「うすいさん、という方なのですが・・・」
「あ、それ、私です」

昨日、姉へリンゴを送ったのだが、うっかりもいいところで、届け先の名前の欄を空白で出してしまったのだ。しかも、マンションの部屋番号も違っていた。
結局、リンゴは姉の部屋のお隣さんへ行ってしまっていた。荷は、宛先が空白でも動くのだ。

「宛先不明の荷」に思い当たることがあった。
自分も宛先不明の荷かもしれないからだ。いや、人間なんて、みんな宛先不明の荷ではないか。
どこへ行くかわからない。誰と出会うかもしれたものではない。でも、それを自分宛てと思って、積極的に動かなければ道は開かない。

メルママと調理師学校で席が隣になって、学期が変わって席替えをしたら、また隣になった。
それがきっかけで、お互いに連れ合いと死別していることを知ったのだ。
そのとき、メルママは神様からのプレゼントかもしれない、と自分は思った。
それこそが、大いなる思い込みかもしれないが、それから道が開いて、思いもよらなかったことを長野県の山奥でやっている。
思いこみ。いいじゃないか。
人生、当たって砕けちゃえ。





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