青い黄な粉 

カテゴリ:相方Uさんの記事

大鹿村には黄な粉専用の豆がありまして、あおば豆(あおばとう)といいます。
この豆を炒るのがけっこう難しいらしくて、火をいれすぎると焦げてしまうそうです。
ゆっくりと、気長に煎って、粉にして、手間暇をかけてできあがた黄な粉は青いんです。
でも、黄な粉にするまでの一連の技術を継いでくれる人がいなさそうなんすよね。
それで、その過程をカメラに収めておきたいと思っているわけです。
この日は、棒でサヤを叩いて豆を落とす作業をするとのことでして、写真を撮らせてもらいにクーさんと行きました。
それにしても、作業をしているお二人の目の前にひろがる絶景。
あたりまえなことなのですけれど、人間の小ささを思い知らされます。
こんな風景のまえで淡々と、お二人は何十年も秋になるとこの作業をしていたのですね
人間が自然に調和する。自然にたいして謙虚になる姿は悲しいくらい美しいと感じました。
できあがった青い黄な粉だけをみていても、黄な粉はなにも言いませんけれど、この広大な風景のなかで人が二人、棒でサヤを叩いて豆をおとしているのを知ってしまうと、これからさき、黄な粉をみるたびに、この景色を思い出すに違いありません。



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