琥珀糖 

カテゴリ:相方Uさんの記事

ク~がなにやら作っておりまして、食べる? と持ってきたのは琥珀糖。

1琥珀糖

スミレとブルーベリーを埋め込んだのだとか。
「埋めた?」
「うん」
「お墓みたいだな」
でも、綺麗なもんだねえ・・・と食べもせずに眺めておりました。
こんなふうに、自分が一番、美しかった時間、幸せなときの時計を止めて、透明な砂糖菓子で固めることができたらどんないいいだろう・・・。
毎日、毎日、かけがえのない時間が流れていくのを、ただ見ているしかない。
「さて、頂くとしますか」
口にふくんで、噛むと、砂糖の小さな粒が外側にあるらしく、カリッと砂糖が割れる感触。
お菓子に歯をいれると、スッと歯が入っていく。
噛んでいくと、ブルーベリーの酸っぱさが、やけに脳にしみてくる。
甘酢っぱいとは、このことか・・・・。
「甘すぎた?」
「ううん。いい感じ」
今、目のまえにあるかけがえのない時間が、琥珀糖に流れ込んでいく。

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