古民家再生物語その2-古民家購入を決めた一言 

カテゴリ:古民家再生物語

古民家再生物語 2回目です~


今回は古民家物件を実際現地へ見に行って、

購入を決意するまでを書きたいと思います。



その当時はまだ先代ビアディのマリンがいて、

一緒に大鹿村まで古民家物件を見に行ったんですが

勝手にマリンが部屋へ上がりこんで畳の間で粗相をしてしまったことを

ふと思い出しました....

今となると良き?思い出ですが、

その時は私もメルパパも真っ青!不動産屋さんも顔がひきつってましたね...

懐かしいです...





では

「その2-古民家購入を決めた一言」

始めます~。


間取り図
(※クリックで拡大表示)

所在地: 長野県下伊那郡大鹿村
土地: 約2600坪
家屋: 約64坪(平屋)


失礼な言い方ですが、田舎の古屋の物件にしては

販売価格は1千万を超え、なかなか値が張りました。


やはりネットから得られる情報は限られております。

実際の家屋の状態や周辺の様子などを知るためにも

物件を実際に見せてもらうことにしました。



11月下旬、勤労感謝の日の祝日になんとなく観光地へ行くような高揚した気分で

まずは物件所有者である箕輪町の不動産屋さんを訪ねます。

そこからは不動産屋さんの案内にて、大鹿村へ向かいました。

初めて通った松川IC大鹿線のクネクネ山道ですが、

あまりにもカーブが多くて、しっかり車に酔ってしまいました....




大鹿村役場→塩の里→鹿塩温泉を過ぎ、いきなり人家が途絶えます。

鹿塩温泉あたりでも十分な田舎に見えていた私たちでしたが、

さらにさらにカーブの多い山道を登って行くのにはかなり不安を覚えました....



「えぇ~? まだこの先なの...」

「人家が1軒も無いけど、ホントにこの先に家なんかあるの?」




鹿塩温泉から約4キロほど、

時間にして車で10分程度をとてつもなく遠く長く感じましたが

やがて左斜め前方にネットで見た物件を発見!!


河原嶋外観2
(※クリックで拡大表示)


「わぁ~! あれだぁ!!」



当時は母屋東側が駐車場になっていたのでそこへ車を停めました。

まず真っ先に目に付いたのが、

母屋東側の外から見える梁の太さ、大きさでした。

それから一部壁が崩れかけてはいましたが蔵にも目が留まりました。

「蔵付きだって!スゴイなぁ♪」


東側外観
(※クリックで拡大表示)




母屋内部にも期待が高まります!!

カギを開けてもらって中へ入りますが、


「暗っ!」


というのが内部の第一印象だったでしょうか。


母屋内部
(※クリックで拡大表示)


南側にはあまり窓が無かった為、

なんとなく薄暗くてヒンヤリとした印象を持ちました。

お部屋の方は畳の部屋が中心で、床が一部ブヨブヨしているところもあり、

まぁ古いお家だからこんなものか~と思いました。

水について不動産屋に確認したところ、

この家にはちゃんと村営水道が入っているとのこと。

これは宿をやる上では絶対必要な条件でしたので、高印象を持ちました。


大黒柱

(※クリックで拡大表示)

大黒柱は尺サイズにはちょっと足りませんが材質はケヤキでした。

ざっと室内を見せてもらい、

次に家の周辺の様子をチェックしました。



東側に1軒空き家があるだけで、

周りを見渡しても人の住んでいる人家が1軒もありません。

静かな環境といえばこれ以上は無いほどの環境ですが、

実際住むとなると人里から何キロも離れた1軒屋だと

さすがに寂しすぎるのではないかと...ちょっと不安に思いました。


しかし、不動産屋さんの説明によると

「この家のさらに上の方には集落がありここは集落の入り口である」とのこと。

ちょっとこの説明を聞いて正直ホッとしました。

集落から離れた1軒屋といっても、やはり限度がありますからネ。


土地として付いてくる裏山も見ましたが、

斜面が急すぎて土地として利用できるものではありませんでした。


1時間ほど滞在したでしょうか、

とりあえず保留ということで、古民家を後にしました。




その後も引き続き他の古民家物件を探しました。

民話で有名な遠野に良さそうな古民家物件がありましましたが、

改築期間中の東京から通うことを考えるとあまりにも遠すぎるということで却下となりました。

北信には結構古民家物件がありますが、

狭い集落の中の1軒という条件が多く、

普通に住む分には良くても宿泊業をするには向いていないと思われやはり却下です。



そうして、いろんな物件を探していけばいくほど、

大鹿村の古民家物件の立地条件の良さが際立ってきて、

気になって仕方なくなってしまいました。


古民家の別荘を所有している大阪の友人M夫妻に大鹿村の古民家物件の話をしたら、

その古民家に興味を持ったようで見たいと言ってくれました。

そこで12月下旬頃、M夫妻と共に大鹿村の古民家物件を再度訪れました。



M夫妻も母屋東側の大きな長い梁に真っ先に目が止まった様子。

母屋の中へ入らせてもらってざっと部屋を見て回った後、

M夫さんが天井裏を見たいと言い出し、

南側倉庫にハシゴを掛けて一緒に天井裏へ上がってみました。



 ちょっとここでM夫妻について補足説明をば 

M夫妻は我が家とは逆で、M夫さんの方が古民家大好き人間でM妻さんは洋風好みなのです。

M夫さんは古民家好きで実際古民家を所有しているだけあって、

古民家のことにも大変詳しい人なのです。




天井板で隠されていたところには、

なんと人が手で抱えても抱えきれないほど太い大きな梁が

何本も縦横に組まれたそれは見事な構造が見られたのです!


梁組み

(※クリックで拡大表示)

この天井裏に隠されていた梁組みを見たM夫さんは一言、


「やまもっさん、これは絶対”買い”やでぇ~!」



「古民家の価値は梁や柱の古材の値打ちで決まるんや~」



「この家は古材の価値だけでもスゴイでぇ~!」



M夫さんのこの「”買い”やでぇ~」の一言で、

私たちはこの大鹿村の古民家を買う意思を固めたのです。



To Be Continued...

テーマ : 田舎暮らし日記 ジャンル : ライフ

コメント

Re: 古民家再生物語その2-古民家購入を決めた一言

「買いやで~」迫力ありますな~(笑)
なんだか、ワクワクしながら、読みました。
つづき!つづき!その先が、早く知りたい!

メルママさん、なるべく早くUPしてねっ

Re: 古民家再生物語その2-古民家購入を決めた一言

大体のお話は前に伺っているにも係らず、
その1、その2、わくわくしながら読ませていただきました♪
いいですね~ 夢の実現!
私もめちゃくちゃあこがれですが、
ご存知の通りあの相棒は、一箇所に落ち着くってことができない人ですからね(^m^;
年に数回そちらでのんびりさせて下さいませ~♪
その3も楽しみ♪

Re: 古民家再生物語その2-古民家購入を決めた一言

こうして改築前のお部屋とかの写真を見ると、いったいこの建物にはどれほどの人生のドラマが詰まっているんだろうと気の遠くなる思いがします。

この先代のお家、そしてその前は・・・

いろんな時代が過ぎて、今のかわらしまさんがあるんですもんね。

その3、私も超楽しみです!

Re: 古民家再生物語その2-古民家購入を決めた一言

お伺いした時、写真集を見せていただき、驚きばかりでした。さて、現在に至るまで、どんなことがあったやら。。。楽しみです。

待ち遠しい、そのⅢ。

面白~~いですね!
なんか自分が関わっているような感じで、わくわくしながら読ませていただきました。
僕も、次回が待ち遠しいですね・・・。

miyukiさんへ

その当時のことをいろいろ思い出してます。
M夫さんの「買いやで~」はほんと迫力ありましたぜ~

続きを楽しみにしている、と言っていただけると
ほんと超嬉しいです!

次を書くパワーになりますね♪
がんばりますぅ!

miccoさんへ

夢の実現、に見えますかぁ?
夢の陰にはいろいろと苦労が...

これから苦労話をいろいろ披露していきたいと思います~

miccoさんの旦那さまって、とってもアクティブな方ですものね!
うちへ来られる前に陣馬形へ寄って来たというのにはホント驚かされましたもの!

その3、いつUPできるやら....
でも、がんばります~

smileさんへ

私もこの古い歴史のあるお家に住むようになって、
時々この家の昔の住人だった方々に思いを馳せることがあります。
当時はいったいどんな暮らしぶりをしていたのだろうかと。
先々代の方までは実際に知っている人が集落にいらっしゃるので、
時々どんな方だったのか教えてもらったりしています。

さてさて縁もゆかりも無かった我々がこの家に住むようになって、
この家のご先祖様方は喜んで下さってるのやら、はたまたしかめっ面をなさっていなさるのやら...

その3、がんばります~。(笑)


まかぱぱ(トレパパ)さんへ

古民家ならではの苦労、喜び、
宿開業まではほんといろいろありました~

ちびちびと気の向くまま書いていきたいと思ってます~

あ~、もっと写真残しておけば良かった、って今更遅すぎなのですが。

takechanさんへ

面白い、なんて言っていただくと舞い上がってしまいます~(笑)

文章書くのはどヘタなんで、
いつもは写真で誤魔化しているのですが、
古民家再生については当時はフィルムカメラで撮影していたので、
写真が少なくて四苦八苦してます~

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